...血にまみれた太刀(たち)をふるいながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...我々は濡れて泥にまみれた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...土埃(つちぼこり)にまみれた半顔が...
梅崎春生 「桜島」
...土にまみれた石ころも...
薄田泣菫 「木犀の香」
...「浮世は塵(ちり)埃(ほこり)にまみれた厭(いや)な所だと聞いて居るが...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...土埃にまみれた頭髪とがはみ出してゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...三毛がこの防腐剤にまみれた足と子猫で家じゅうの畳をよごしあるく事に何よりも当惑したので...
寺田寅彦 「子猫」
...塵にまみれた下界から自分を引き離す...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...すぐ泥にまみれたかたちになってしまう...
林芙美子 「恋愛の微醺」
...椅子の上には血にまみれた剃刀(かみそり)がある...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...砂にまみれた木造の壇の上に出させて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...傷つき血にまみれた片足を引きずって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...飯粒(めしつぶ)にまみれたまま散らばっている...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...血にまみれた苦力(クリー)がその氷塊の一つをかかえて走り出した...
横光利一 「上海」
...ボロ布(きれ)と垢(あか)と水洟(みずばな)と眼ヤニにまみれた骨ばかりの人々が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...汗にまみれた顔も拭わず...
吉川英治 「親鸞」
...血と泥にまみれた虫の息で...
吉川英治 「日本名婦伝」
...長の旅垢(たびあか)や埃(ほこり)にまみれた人馬は...
吉川英治 「源頼朝」
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