...まどはそとからぴたりと遮光(しゃこう)された...
海野十三 「海底大陸」
...ほんまどつせ、えらい盗人(ねすと)なんや、それが……」と、会ふ人毎に吹聴が出来れば、盗まれた物位は、それでけろりと忘れる事の出来る人なのだから...
薄田泣菫 「茶話」
...三歳にしてもうはや民のかまどに心をつかう...
太宰治 「ロマネスク」
...矢口(やぐち)などの渡しにくらべてもここのは洲を挟(はさ)んでいるだけに一層優長なおもむきがあっていまどき京と大阪のあいだにこんな古風な交通機関の残っていたことが意外でもあり...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...家族は自分達が団欒(まどい)をするのにも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...妻戸(つまど)と壁とで仕切られたその部屋の中は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...うとうとといい心持にまどろみかけていた...
徳田秋声 「黴」
...ただいまどのくらいの女中がいるか知らないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...屋根から落ちる天窗((てんまど))の明りのその下で...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...間取(まどり)の具合は可(よ)ささうぢやないか」「うん...
夏目漱石 「それから」
...われらのまどゐのなかにまで響いて来たによつて...
宮沢賢治 「かしはばやしの夜」
...いまどき刻みの墓石のようなものを樹てているのを見ると...
室生犀星 「庭をつくる人」
...居間(いま)の窓(まど)ぎわにすわって...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...一番の蒸汽のエキゾスがぽんぽんと鳴りだすまでほんのわずかしかまどろむ暇はない...
山本周五郎 「留さんとその女」
...そのままどこかへ行ってしまって...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...さっきは閉まっていた盲目窓(めくらまど)が半分ばかり開(あ)いている...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼の眼惑(めまど)いに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今戸(いまど)、馬道の四ツ角(かど)へきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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