...しかし書かねば此文章のまとまりがつかぬ...
伊藤左千夫 「浜菊」
...議案にまとまりがつかない様子であった...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...全体としてまとまりがつかず進退に統一を欠き...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...多忙と微恙(びよう)に煩わされてはなはだまとまりの悪い随筆になってしまったのは遺憾である...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...事実一向にまとまりがない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...まとまりをつけることができなかった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...評議はまとまりました...
豊島与志雄 「鬼カゲさま」
...想念は次第にまとまりかけてきた...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...和歌独特の不均衡の均衡美を活かしながら歌曲としてのまとまりをつけるか...
信時潔 「歌詞とその曲」
...逢わなかったらこの話のまとまりがつかんじゃないか...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...どうにかまとまりをつけたが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...何んといふ纒(まとまり)のないことを考出した...
三島霜川 「昔の女」
...貸家にしてもよいということに大体御相談がまとまりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あと九月一日から又その上の課程をやります(研究科か裁断科か)そしたらこの年いっぱいでいくらかまとまりましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...聞いたのは子供のときのことだし、断片的で、まとまりがなく、ただ漠然とした恐ろしさ、きみの悪い妖(あや)しさ、といった印象だけが、はっきりと残っていた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...私は事件のまとまりが...
夢野久作 「暗黒公使」
...まとまりが悪いことだ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...しかし記憶力だけではかえって雑然としてまとまりがつかないであろう...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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