...僕等の方ではとてもまとまりかねるから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...まとまりかけては...
太宰治 「皮膚と心」
...またこのあいだと同じようなまとまりのつかない考えを繰り返した...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...足りないのはまとまりだけだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...まとまりをつけることができなかった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...少しも具体的のまとまりを有しなかった...
豊島与志雄 「理想の女」
...目出度き相談まとまりて金子翁を八重が仮の親元に市川左団次(いちかわさだんじ)夫妻を仲人(なこうど)にたのみ山谷(さんや)の八百屋(やおや)にて形(かた)ばかりの盃事(さかずきごと)いたしけり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...中間でまとまりのないことを申上げるも不本意でござりまする故そのうち静かに参上仕りましょう」とてそのついでも空しく止んで了った...
中里介山 「法然行伝」
...どうも私にはまとまりがつかない...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...和歌独特の不均衡の均衡美を活かしながら歌曲としてのまとまりをつけるか...
信時潔 「歌詞とその曲」
...手紙はまとまりがなく...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...髪等もまとまりよく結ったふだんとはまるで人の違う様な姿を楽しそうな眼差しでながめやった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...三万とまとまりゃ...
三好十郎 「猿の図」
...引いてはようやくまとまりかけた薩摩の具合を損ねましよう...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...えらいことを言うなあ? まとまりかけた薩州だと? フン...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...第六章 馬車についてこの章は最もまとまりのないエッセーで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...殆どまとまりかかったらしいが...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...従って未知の領域への熱烈な視界拡大の運動がここで一応のまとまりに達したのであるということ...
和辻哲郎 「鎖国」
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