...ほんとうに井戸がわまでが真白(まっしろ)になっていた...
有島武郎 「火事とポチ」
...髪の真白(まっしろ)な...
泉鏡花 「悪獣篇」
...傍(かたえ)に真白(まっしろ)に立たせたまえる地蔵尊に...
泉鏡花 「薄紅梅」
...上野の山の松杉の遠く真白(まっしろ)な中から...
泉鏡花 「薄紅梅」
...下はまっしろに凍(こお)りついた氷原(ひょうげん)である...
海野十三 「大空魔艦」
...町(まち)にはもう深雪(みゆき)が真白(まっしろ)に積(つも)っていた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...まっしろな肉をそのまま焼いて食うらしいし...
高村光太郎 「山の秋」
...十二月末にはもういちめんにまっしろになったけしきをまいにち見る...
高村光太郎 「山の雪」
...お肌のいろがまっしろでいらっしゃいましたのはもとより天品でござりますけれども...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...丸髷に結って真白(まっしろ)に塗った美しい若い婦人である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...殊更(ことさら)に大学の艇庫(ていこ)の真白(まっしろ)なペンキ塗の板目(はめ)に反映していたが...
永井荷風 「すみだ川」
...早や真白(まっしろ)になった鬢(びん)の毛と共に細面(ほそおもて)の長い顔には傷(いたま)しいまで深い皺(しわ)がきざまれていたけれど...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...見渡すかぎり真白(まっしろ)で...
永井荷風 「十日の菊」
...真白(まっしろ)なお顔(かお)をして...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...真白(まっしろ)い湯気がもうもうと立ち上がる...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...まっしろ(真白)須磨子ときこえると茶化したので...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...込みまっしろうが?」と聞いた...
水野葉舟 「帰途」
...林町のあか子はまだまっしろけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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