...親しい間のものが気まずくなったほど気まずいものはない...
有島武郎 「親子」
...小林君は岩かどにつまずいて...
江戸川乱歩 「大金塊」
...少なくも映画俳優としては人間は犬やトナカイの脚下にひざまずいて教えをこう必要がある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...おれはまずいものばかり...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...自分のまずい一節(ひとふし)をはさみ込むという...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「どうしてって……おれにはわからない……お待(ま)ちよ……じっさいまずい……第一...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...このまま自分一人で気まずい思いをしているよりも...
豊島与志雄 「反抗」
...これはおれより手際(てぎわ)が少しまずい...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなまずい字でも...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...または冷やかな寺院の中でひざまずいていようが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...それにしてもまずい歌である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一人の家来が厳(おご)そかに膝まずいてお駕の覗窓戸(のぞきど)をスーと開けた...
吉川英治 「剣難女難」
...何進の妹にして皇后の位置にある何后(かこう)の裙下(くんか)にひざまずいて...
吉川英治 「三国志」
...階下にひざまずいて...
吉川英治 「三国志」
...妙な顔してひざまずいた...
吉川英治 「私本太平記」
...憚(はばか)らずに参りましたが」湯の流れてくる垣の元にひざまずいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...かぞえれば、叡山(えいざん)の雲にも、路傍の一木一草にも、ひざまずいて、掌(て)をあわせたい恩を感じる――わけても、彼の心に、今もふかく刻みこまれているのは、十九歳のころのまだ惨心傷(いた)ましい時代にうけた聖徳太子の霊告だった、年ふるたびに御宏恩の偉大さを思わずにいられない彼であった...
吉川英治 「親鸞」
...ぜひなくまずい小説を書いて口を糊(のり)する心をきめ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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