...まじまじ電燈の火を眺めていた...
芥川龍之介 「子供の病気」
...ばかな顔をしながらまじまじと葉子を見やっていた...
有島武郎 「或る女」
...そのくせどこかに鋭い光のある目をあげてまじまじと葉子を見始めた...
有島武郎 「或る女」
...まじまじと見て面(つら)を並べている...
泉鏡花 「薄紅梅」
...まじまじと一休(いっきゅう)さんを みつめました...
五十公野清一 「一休さん」
...私をまじまじと見詰めるのでした...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...」お増はまじまじその顔を眺めていた...
徳田秋声 「爛」
...周平は更にまじまじと野村の顔を見つめた...
豊島与志雄 「反抗」
...まじまじと覗きこむ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...滝夜叉(たきやしゃ)が、すっかり恋にうちまかされ、相手に取(と)り縋(すが)って、うっとりするときでも、どうも今にも懐中から刃ものが飛出しそうで、おれにゃ危(あぶ)なくってならなかった」雪之丞は、まじまじと、呆(あき)れたように対手(あいて)を見詰めたが、だしぬけに、からからと、ひどく朗らかに笑って見せた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...まじまじ人の顔を見ていたが...
水野葉舟 「香油」
...」男の顔をまじまじと見たが...
室生犀星 「香爐を盗む」
...ただその愛するものをまじまじと見さえすればよい」と言ったことは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうしてこられなかったい?」お松はまじまじと息子を見た...
矢田津世子 「反逆」
...まじまじと志保の顔を見まもり...
山本周五郎 「菊屋敷」
...なんでそれがしを、買いかぶったといわるるか」「人いちばい、眼はしのきく男ぞと尊敬していたに、さりとは、お先の見えぬ」「ふーむ」藤吉郎は、笑う犬千代を、まじまじ眺めて、「……そうかなあ?」と、あいまいに呟(つぶや)いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...御承知のとおりてまえは、堺の薬種問屋、小西屋寿徳(じゅとく)の次男と生れ、のちに岡山御城下の同業の家へ養子として参り、たえず堺と中国を往来し、諸家へ、薬をお納めしておりますが、これはなかなか悪い身分ではございません」「……ふム」へんなことをいう臆面(おくめん)のない男だと、秀吉は、感心しているような、またすこし、鼻白(はなじろ)んだような面持(おももち)で、まじまじと、弥九郎の唇(くち)もとを見まもった...
吉川英治 「新書太閤記」
...まじまじ見ていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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