...大きな食指を鍵形(かぎがた)にまげて...
有島武郎 「或る女」
...殴りつけられる時するように腕をまげて目八分の所にやって...
有島武郎 「カインの末裔」
...そのまま裳(もすそ)をまげて...
泉鏡花 「凱旋祭」
...ふたりはからだをまげて...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...そして頭をグーッとまげて...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...惡黨らしく口まげて微笑んだりしたのであつたが...
太宰治 「思ひ出」
...もう大見晴らしの上に立っていたのにおったまげて...
中里介山 「大菩薩峠」
...生木の枝をまげて作つた下手な弓がおいてあつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...あの子はたまげてしまうだろう...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...足部(そくぶ)をまげて縛(しば)るといふことがあつたものと考(かんが)へられるのであります...
濱田青陵 「博物館」
...受刑者はあちらこちらと身体をまげてのぞきこんでいた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...一ぺんに歌をやめてくちをまげて...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...」又三郎はきっと誰(たれ)か怒(おこ)るだろうと思って少し口をまげて笑いながら斯う云いました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...ところがただ九尺の杉ですから虔十は少しからだをまげて杉の木の下にくぐらなければなりませんでした...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...わたしは自分の信念をねじまげて事態に奉仕するよりは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬上から身をまげて...
吉川英治 「上杉謙信」
...「まげておきき届けを」と...
吉川英治 「私本太平記」
...竹童はおもわず肱(ひじ)をまげて顔をよけた...
吉川英治 「神州天馬侠」
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