...おまけにだれが投げるのか...
芥川龍之介 「河童」
...「何(ど)うも今日は厭(いや)に負(まけ)が込む...
薄田泣菫 「茶話」
...その人々が「なまけ者」だからなのだと思っていたにちがいない...
高見順 「いやな感じ」
...あんまりなまけたので昔(むかし)私(わたくし)の先祖(せんぞ)は神様(かみさま)に撲(なぐ)られまして...
竹久夢二 「コドモノスケッチ帖」
...おまけに手摺(てず)れで真っ黒になっていた...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...旅のみなし児砂糖なめてゐる寄りそうてだあまつて旅のみなし児は旅の子供はひとりでメンコうつてゐる□・久しぶり逢つた秋のふぐと汁(源三郎居)鰒食べつゝ話が尽きない( 〃 )□・濡れて寒い顔と顔がしづくしてゐるバクチにまけてきて相撲見の金を借り出さうとしてゐる時化でみづから吹いて慰む虚無僧さん・空も人も時化ける冬空のふる郷へちかづいてひきかへす追うても逃げない虫が寒い十一月廿二日晴曇定めなし...
種田山頭火 「行乞記」
...おまけに、今ある通りのものは可能の中での最も醜悪なものではないのか? そうした気持が絶えず中学生の彼につき纏うのであった...
中島敦 「狼疾記」
...仕事にかまけて聞き流したが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...劇場の表飾りもまけずに趣好をこらし...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...おまけに私に黙つて高利の金を借りたりさ...
林芙美子 「朝夕」
...おまけに税金まで払おうってのは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どんなになまけ者になるだろう」とマチアは言った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...おまけに、物干の木がくさっていて、布団をとりこもうとしてふみぬいて、片脚をおっことしてすっかり紫色にしたり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...若者もまけてはいません...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...首のむしれた方を負(まけ)として角力を取らせたものであります...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...すなわちなまけ者の特徴である...
柳田国男 「雪国の春」
...なまけてはいられぬと思うが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...血けむりと馬煙(うまけむり)につつまれて...
吉川英治 「新書太閤記」
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