...ぽちゃりぽちゃりと落(お)ちはじめた...
伊藤左千夫 「告げ人」
...丸ぽちゃで、色が白くって、そりゃ綺麗な子よ」「へえ! それを僕にくれますか」「まあ、くれるなんて...
海野十三 「蠅」
...「それでもこれっぽちの金しか貰わないんでさあ...
大杉栄 「日本脱出記」
...瘠せっぽちで大きな眼をした顔色の悪いペーチャとアンドリューシャが酒壜を引ったくって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...痩(や)せっぽちの腿(もも)の痛さを怺(こら)えなければならなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...あたりを覗って香炉の水にぽちゃぽちゃ行水をやる...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...けれど船べりにおどる川浪がぽちゃぽちゃと...
徳永保之助 「洪水のように」
...彼(かれ)は殆(ほと)んど動(うご)かぬやうにして棄(す)てゝ置(お)けばすつと深(ふか)く沈(しづ)んで畢(しま)つたやうに冷(さ)めて行(ゆ)く火(ひ)へぽちり/\と麁朶(そだ)を足(た)して居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...文六ちゃんは月の光でも、やせっぽちで、色の白い、眼玉の大きいことのわかる子供です...
新美南吉 「狐」
...丸ぽちやの健康さうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...色の白いぽちや/\したのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほの温かくて、秋の空氣の中に、溶け入るやうな白い頬の魅惑(みわく)、おど/\した大きい眼、丸ぽちやで、笑くぼが淀んで、阿里道子のえり子のやうな無邪氣な口調(くてう)など、フエミニストの八五郎を、有頂天にさせるには充分でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな痩ツぽちの体から...
牧野信一 「秋晴れの日」
...これっぽちのお金しかないのに物価は高い...
宮本百合子 「幸福の建設」
...ぽちやぽちやしたるものを求めた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...「痩せっぽちで頭の鉢がひらいていて...
山本周五郎 「青べか物語」
...私は生れ付きの瘠(や)せっぽちで...
夢野久作 「一足お先に」
...痩(や)せっぽちの脚に全速力を出して走って行くと...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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