...ぼんやりとした輪郭を雲間から見せているが...
海野十三 「火星兵団」
...ぼんやりとした有明の燈の光に...
中里介山 「大菩薩峠」
...横を向くと室内はもう薄闇くて外の光を見て居た眼には俄にぼんやりとした...
長塚節 「開業醫」
...兩毛の山々がぼんやりとした日は西風が吹かないので隨つて暖かい...
長塚節 「寫生斷片」
...坐つた奴等肉瘤(こぶ)で黒くて痘瘡(あばた)あり、緑(あを)い指環を嵌めたよなその眼(まなこ)、すくむだ指は腰骨のあたりにしよむぼりちぢかむで、古壁に、漲る瘡蓋(かさぶた)模様のやうに、前頭部には、ぼんやりとした、気六ヶ敷さを貼り付けて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...同じ有毒物質のぼんやりとした前兆を見ることができる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...古風な博覽會かなしく ぼんやりとした光線のさすところで圓頂塔(どうむ)の上に圓頂塔(どうむ)が重なりそれが遠い山脈の方まで續いてゐるではないか...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...ぼんやりとした顔を見ていると...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...妙子はぼんやりとした表情で...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...例によってぼんやりとした顔つきで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ぼんやりとした暗い影を背負った不吉なものが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...なんともつかぬぼんやりとした微光が漂っているのを認めた...
久生十蘭 「地底獣国」
...ぼんやりとした眼付きで...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...吾ながら薄ぼんやりとした姿でわたしは...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...ただぼんやりとしたふうで保護者の君はいるだけであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ぼんやりとした美は...
室生犀星 「星より來れる者」
...このぼんやりとしたゆるんだ心理(しんり)の続(つゞ)いてゐる空虚(くうきよ)な時間(じかん)に...
横光利一 「美しい家」
...宏児は私と一緒に船の窓によりかかって外のぼんやりとした風景を眺めていたが...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の波留敏夫さん: オリックスのヘッドコーチで、契約満了により退団。 ⚾
- 俳優の横浜流星さん: 日本の伝統文化を題材にした作品に多く出演し、文化の担い手として日本映画の発展を考える俳優。🎬
- 野球選手の田中和基さん: 楽天で新人王を獲得した外野手が32歳で引退。⚾
