...かつていっしょに放蕩(ほうとう)をした友だちに昔の女の話をされると同じ種類の不快な感じが起った...
石川啄木 「弓町より」
...屏風巌をめぐりて般若(はんにゃ)方等(ほうとう)二つの滝の見ゆる処に出ず...
伊藤左千夫 「滝見の旅」
...間階桃花(かんかいとうか)取次に開く昨日踏青(とうせい)小約未だ応(まさ)に乖(もと)らざるべし嘱付(しょくふ)す東隣の女伴少(すこし)く待ちて相催すなかれ鳳頭鞋子(ほうとうあいし)を着け得て即(すなわ)ち当(まさ)に来るべし朗吟が終った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...大まじめで自分を放蕩者(ほうとうもの)と思い込(こ)んで...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...ひどい放蕩者(ほうとうもの)らしいのよ...
徳田秋声 「縮図」
...その後十日ばかりの間における先生の生活は飲酒と放蕩(ほうとう)とのために俄(にわか)にすさんで行きかけています...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...されば若し世間が放蕩者(ほうとうしゃ)を以て忠臣孝子の如く称賛するものであったなら...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...そうして道徳的には一種の放蕩(ほうとう)の人とならざるを得ないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...放蕩(ほうとう)の結果とうとう...
夏目漱石 「坑夫」
...裏面ではすこぶる放蕩(ほうとう)する...
新渡戸稲造 「自警録」
...新宮廷の放蕩(ほうとう)を看過しなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...第二十章放蕩(ほうとう)息子帰還お金があれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...年六十にして遊里に放蕩(ほうとう)す...
正岡子規 「病牀譫語」
...校長先生に誘惑されて無情な放蕩(ほうとう)ばかりしてお出でになる義理のお父様に仕えながら...
夢野久作 「少女地獄」
...統(ほうとう)は彼と共に...
吉川英治 「三国志」
...「統(ほうとう)の献言はさすがであった」と...
吉川英治 「三国志」
...しまった!」多宝塔(たほうとう)の上で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...放蕩者(ほうとうしゃ)は一般に享楽人と認められる...
和辻哲郎 「享楽人」
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