...ぷんと格子さきのどぶのいやな臭ひが義雄の耳と共に一方より利かない鼻に聽えて來た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...義雄は何だかぷんと寢小便のにほひを思ひ出して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ぷんぷんとアルコールの匂いが……...
海野十三 「地球発狂事件」
...ぷんぷんと体臭を撒き散らす仏手柑(ぶしゆかん)...
薄田泣菫 「独楽園」
...ぷんとペンベリーの鼻にランプの匂いがきた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...ぷんとにおってくる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...街にうごめく蟻となる哀れさんらんの陽の奏曲に芽がのびる頬に立つ冬の破片の鋭さや冬の樹のうちに鳴る音に耳をあて牛の背の老子にさゝやく天の川ふんぷんと海にふる雪海となるがくぜんと相見しこの世の猫鼠親と子の血をもつ蚤の行衛かな賃金どれい鞭もつ人のあくびかな文明の街...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...雜炊(ざふすゐ)の焦(こ)げついたやうな臭(にほ)ひがぷんと鼻(はな)を衝(つ)いた時(とき)お品(しな)は箸(はし)を執(と)つて見(み)ようかと思(おも)つて俯伏(うつぶ)しになつて見(み)たが...
長塚節 「土」
...炬燵(こたつ)の臭(におい)がぷんとした...
夏目漱石 「永日小品」
...いっそうぷんぷんとよいにおいをさせました...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...臭気ふんぷんとしたドウリアンと云ふ珍果のある事を書かねばならぬ...
林芙美子 「浮雲」
...ぷんと好い匂がして...
堀辰雄 「牧歌」
...卵(たまご)と乳(ちち)がぷんとうまそうなにおいを立てた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...黄金の香(におい)が、ぷんぷんと、そこら中に渦を巻いていやあがる」「これこれ、――つまらぬことを言うな」と、平馬が流石(さすが)に、あきれ顔だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...団扇(うちわ)の音と共に早くもぷんと鼻をうつ好い匂い...
山本笑月 「明治世相百話」
...それに愕(おどろ)いたかのようにふんぷんと飛片(ひへん)を舞わせて...
吉川英治 「剣難女難」
...昼からの酒がふんぷんと匂っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...そっと動いても周りの者へ体温のある香料の匂いがぷんと揺れてくる藤の花みたいな印象をいまも覚えている...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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