...埃及(エジプト)の匂をぷんとさせる...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...)(お菜漬(はづけ)だけでも、)私もそこへ取着きましたが、きざみ昆布(こぶ)、雁もどき、鰊(にしん)、焼豆府……皆、ぷんとむれ臭い...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...コツプに注いだ冷泉の臭ひがぷんと鼻へ來たので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それと一緒にぷんと酒のにおいがしたように思う...
梅崎春生 「蜆」
...髑髏(しやれかうべ)からは官吏や会社の重役の古手(ふるて)から出るやうな黴臭(かびくさ)い香気(にほひ)がぷんとした...
薄田泣菫 「茶話」
...煙草とタールとの強い臭いが内部からぷんとして来たが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ぷんとにおってくる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...」パーヴェル・パーヴロヴィチはまたもやぷんとした...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...傍へ寄るとぷんといやな臭いがするほど...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...腐爛した悪臭がぷんと立った...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...ぷんと血の香(か)...
中里介山 「大菩薩峠」
...片脚をぷんとうしろへ挙げる艦(ふね)は...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...娘は、ぷんぷんと、怒り顔に、足を早めてゆく...
吉川英治 「篝火の女」
...それに愕(おどろ)いたかのようにふんぷんと飛片(ひへん)を舞わせて...
吉川英治 「剣難女難」
...ぷんと病臭のようなものが籠(こも)っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...ぷんぷんと怒らせたものとは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そしてわざと、ぷんと、少し怒った顔つきをこの客へして見せた...
吉川英治 「新書太閤記」
...いうかやい」ぷんぷんと...
吉川英治 「平の将門」
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