...さまで容子(ようす)の賤(いや)しくない落魄(おちぶれ)らしい...
泉鏡花 「婦系図」
...それは壁のやぶれ穴から...
海野十三 「超人間X号」
...やぶれたかきねから...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...又西洋かぶれした學者のやうに西洋の眞似をして來たからえらいとも思はぬ...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...想像するだに胸がつぶれる...
太宰治 「黄村先生言行録」
...・草ふかく木の実のおちたる音のしづかひとりでだまつてにがい茄子をたべることも・かへるより障子あけるより風鈴のなる・法衣のやぶれも秋めいた道が遠くて九月六日今朝は食べるものがない...
種田山頭火 「行乞記」
...なんと酔いつぶれたドレッバーは身体を丸めて眠っていて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...めっかちで鼻がつぶれていて...
豊島与志雄 「街の少年」
...若い時は、盛んにやったが、半日くらい、すぐにつぶれる...
野村胡堂 「胡堂百話」
...明日から幸福になる前ぶれの風が吹いて来たような気がする...
林芙美子 「新版 放浪記」
...やぶれかぶれで、またぬか漬けの茄子(なす)を出して食べる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...醉つぶれる迄飮まうといふ氣性だつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...相手の逆徒、天狗もさるもの、敵の陣立て見てあれば、総大将は水戸町奉行田丸稲之右門直諒を初めとして文武諸館、神勢館の水戸藩士、浪人、あぶれ者、野士、百姓、町人、ならず者、都合その勢四千人、……オット喋っちまっちゃ商売にゃならねえ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...「眼をつぶれ」とか「わきを見ていなさい」とか言いつける...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんなにおちぶれても悔いはない...
山本周五郎 「竹柏記」
...袂の八ツ口はやぶれた...
吉川英治 「大岡越前」
...少し流行の洋学かぶれがして...
吉川英治 「銀河まつり」
...それにもう破れかぶれな気もちもある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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