...これは物騒(ぶっそう)だぞオ――」と帆村は身ぶるいして...
海野十三 「蠅男」
...仏桑花(ぶっそうげ)の大木や...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...まだぶっそうな世の中で...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...それより以来電車はとかくぶっそうな感じがしてならないのだが...
夏目漱石 「三四郎」
...その自殺者が皆独創的な方法をもってこの世を去るに違ない」「大分(だいぶ)物騒(ぶっそう)な事になりますね」「なるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...物騒(ぶっそう)の傾向なきにあらざりしも...
新渡戸稲造 「自警録」
...それについては秩序の乱れた当時に物※(ぶっそう)な恐れがあろうと心配する人があるかも知れぬけれど...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ぶっそうなことにはね...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...郊外の方はぶっそうでしてねえ...
三好十郎 「その人を知らず」
...悲しげな・ぶっそうな・不機嫌な・脅すような・陰気な・あのように愚かな姿をでっちあげ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...近頃は物騒(ぶっそう)な世の中なので...
吉川英治 「三国志」
...物騒(ぶっそう)らしい顔を空にむけた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もう永居(ながい)をしているのはぶっそうだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...路次はなかなか物騒(ぶっそう)ですぞ」「長嶋の門徒も...
吉川英治 「新書太閤記」
...曲者(くせもの)といえばこれくらい上品にして物騒(ぶっそう)な曲者はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...うっかり町へは物騒(ぶっそう)で踏み込めないぞ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...左様な物を盗み出す物騒(ぶっそう)な女が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...とんでもない変(かわ)り種(だね)をおのこしになった――と申すしかございません」「何しても物騒(ぶっそう)な人物...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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