...ぶくりとした茸(きのこ)であつた...
泉鏡花 「雨ばけ」
...ぶくりと黄色い大面(おおづら)のちょんびり眉が...
泉鏡花 「薄紅梅」
...丁度人参や茯苓(ぶくりやう)の口当りが甘いのに出会つたやうに...
薄田泣菫 「独楽園」
...茯苓(ぶくりょう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぶくりんを知る者ならば...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんとは五六年前からの知り合ひですが...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんは鶏の群の中へ...
牧野信一 「月あかり」
...彼は祖父に好く似てゐるといふところから子供の時に既にぶくりんと称ばれてゐたとのことでした...
牧野信一 「月あかり」
...私の強意見をもつてぶくりんの行状をたしなめて呉れといふのが本意なのですが...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんは、はぢめ私の水車小屋の雇員なのでしたが、遊びほうけてゐるばかりで滅多に寄り付かうともしないのです...
牧野信一 「月あかり」
...「何?ぶくりんはまた逃げ出したのか? それぢや何も一層はなしはない...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんのあとを追ひたかつた...
牧野信一 「月あかり」
...とつくにぶくりんが乗り出して...
牧野信一 「月あかり」
...見るとぶくりんが鞍の上で眼を光らせてゐた...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんが俺の馬に秣草も与へず縛ぎ放しにしておくから...
牧野信一 「月あかり」
...または短夜や八声の鳥は八ツに啼く茯苓(ぶくりゃう)は伏しかくれ松露(しょうろ)は露(あらは)れぬ思古人移竹去来去り移竹移りぬ幾秋ぞのごとく文字を重ねかけたるもあり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...ススハリマウは地下に在る硬菌塊でまず茯苓雷丸(ぶくりょうらいがん)様の物らしい...
南方熊楠 「十二支考」
...茯苓草(ぶくりやうさう)のたぐひを浴びるが如く用ふれども遂に及ばず...
夢野久作 「白くれない」
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