...胴ぶくれに広くなった...
泉鏡花 「悪獣篇」
...鹿革の古ぼけた大きな燧打袋(ひうちぶくろ)を腰に提げ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...魚がそのえさもろとも通信文を胃ぶくろにおさめるよう...
海野十三 「海底大陸」
...ぴったり身についた、黒いシャツとズボン、黒い手ぶくろ、黒い靴下、顔は、いま墓場から出てきたような骸骨です...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...突然後の扉が開いて支那服を着ぶくれた大男がそそくさと入って来た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...ずぶ濡れになりぶくぶくと泡を立てながら起き上って来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...まろびたる娘(こ)より転(ころ)がる手毬(てまり)かな万才のうしろ姿も恵方道(えほうみち)なりふりもかまはずなりて著膨(きぶく)れて雑踏や街(まち)の柳は枯れたれど一月十三日 二百二十日会...
高浜虚子 「五百五十句」
...・芽ぶくより若葉する湯けむりをちこち・山路あるけば山の鴉がきてはなく四月二十一日 谷津温泉...
種田山頭火 「旅日記」
...ぶくぶくと浮きあがるような目にあわして見たまえ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...」中ぶくれのりっぱなコロマンデル製の漆戸棚(うるしとだな)をも彼は開放してしまった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして大小の濡れるのを防ぐために柄袋(つかぶくろ)をかけた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...新お代官の特別製の太いだんぶくろが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうしてその淵々の底の見え通らない青みを帯びた俗に「青んぶく」というすごい所にのみ棲(す)んで居て...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...何度もスパスパ吸っては火ぶくれたような赤い私の足指を煙管の頭でさすってくれた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ぶくぶくと沈没だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...小鼓(こつづみ)は阿武隈(あぶくま)の川口であって...
柳田国男 「山の人生」
...庫裡(くり)におき忘れた大事な頭陀袋(ずだぶくろ)を取りにいかねばならん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...石を詰めた網ぶくろを...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
