...けばけばしい電燈の光はその翌日の朝までこのなまめかしくもふしだらな葉子の丸寝姿(まるねすがた)を画(か)いたように照らしていた...
有島武郎 「或る女」
...ふしだらな点は確に彼女が悪いのだけれど...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...さういふふしだらな事が出来るのだらうと思ふと...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ふしだらな病人達には...
薄田泣菫 「茶話」
...自分達の受持の仕事を余所(よそ)の女中さんにして貰うとは何と云うふしだらなことかと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...よもやそんなふしだらなことはと思っていました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...つまりふしだらなんだな...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...「ほんとにふしだらな人たちだね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本家(訳者注 ルイ・フィリップ以前の諸王の系統)の古来のふしだらな逸楽の後にあってはごく有効であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ふしだらな言行に...
直木三十五 「南国太平記」
...いかさまふしだらな...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の様なふしだらな事は...
林芙美子 「清修館挿話」
...これをふしだらな女の身の上話と見られるくらいなら...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...ふしだらなことを...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ふしだらな飲酒と不健康な執筆の揚句で...
牧野信一 「悪筆」
...あの老人にとんでもないふしだらな関係を発見された場合の気まずさを思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ふしだらな女が長生きをして気楽に仏勤めをして暮らすようなことも不定(ふじょう)と仏のお教えになったこの世の相であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これはふしだらな気持だけでできることではない...
山本周五郎 「あだこ」
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