...ひ弱な火影の煽るに連れて...
薄田泣菫 「西大寺の伎藝天女」
...外見ひ弱そうな肉体が裸になると撓やかで逞ましいのも好きだったし...
田中英光 「さようなら」
...彼はルイザと同じく小柄で、痩(や)せて、ひ弱で、少し猫背(ねこぜ)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ひ弱い肉體と、逞(たく)ましい智慧とを持つてゐるらしい、この皆川半之丞の秀麗な面から、祕密を觀破することだけは平次も斷念しなければならなかつたでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひ弱さうな子ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「親分さん――」何やら口の中で言つて、丁寧にお辭儀をしたのは、まだ肩揚(かたあげ)のとれぬ十四五の小娘で、可愛らしさは申分ないにしても、身扮(みなり)の貧しさと共に、ひ弱さうで、痛々しいものさへ感じさせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひ弱く育つたばかりに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「曲者――といふほどの代物(しろもの)ぢやありませんが、どうもあつしの見當ぢや、伜の彦太郎が怪しくなりますよ」「フーム」「若い妾(めかけ)のお袖と同じ年の十九、身體がひ弱くて、氣性だけは激しい男ださうですが、どうも、前々から、お袖との間が怪しいやうだ」「いやな事だな」「それに、殺された主人の市十郎と、伜の彦太郎は、親子と言つても、實は敵同士見たいなものですよ」「?」「彦太郎は先代の本當の甥(をひ)で、市十郎夫婦の方が養子ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...反つて年弱(としよわ)に見えるほどのひ弱い男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひ弱な魂はそっとあたりを見廻している...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...美しすぎる面ざしをした、ひ弱い青年が、胸から血をだして死んでいく光景を見るのは、ありがたいというようなことではない...
久生十蘭 「あなたも私も」
...この人たちの批評に時々見つけ出すことのできるひ弱さのようなものは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...一面何か頑是の無い子供のようにひ弱で單純な所も有る人間であることがわかつて來た...
三好十郎 「肌の匂い」
...ひ弱でものぐさな男には労働が拷問である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最もひ弱な不出来な子供たちを溺愛しています...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らが自らその内にありと感じるそのひ弱さに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...色白の小柄なからだつきはいかにもひ弱そうにみえるが...
山本周五郎 「城を守る者」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
