...お滝が、ひょいと、飛んで傍(そば)へ来て、「きれいなお姉ちゃん、少しお動きよ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...ひょいと抓(つま)んで...
泉鏡花 「婦系図」
...ひょいひょいと空中におどった...
江戸川乱歩 「影男」
...打ち出の小槌(こづち)かアラディンのランプの魔法の力で思いもよらぬ所にひょいひょいと大きなビルディングが突然現われる...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...ひょいと手を叩くと...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...ひょいと目をあけて見ると...
中島敦 「虎狩」
...「笑談(じょうだん)じゃない」「本当に笑談(じょうだん)じゃない」と云った小林はひょいと眼を上げて津田の顔を見た...
夏目漱石 「明暗」
...加助がひょいと、後(うしろ)を見ました...
新美南吉 「ごん狐」
...職人はたぶん女中の頸(えり)をおまけに剃ってやっていたのであろうが、あたしがあんまり跳(はね)るので、女中にもなんしょで、ひょいと、あたしのお奴(やっこ)を片っぽとってしまった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...」おじさんがひょいと股(また)をひろげると...
林芙美子 「蛙」
...彼のもじゃもじゃになった髪の毛へひょいと手を触れたら...
堀辰雄 「恢復期」
...またひょいと駈け跟いて来る...
宮本百合子 「海浜一日」
...男はひょいと跼(かが)んで水の中へ手を伸ばした...
山本周五郎 「青べか物語」
...ひょいとそれに答えようとし...
山本周五郎 「さぶ」
...ひょいと編笠をこっちへ向けた...
吉川英治 「剣難女難」
...自身ひょいと飛びのいて...
吉川英治 「三国志」
...ひょいと振向いたせつな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...相宿(あいやど)の者からひょいと聞き込んだので」「存ぜぬために...
吉川英治 「無宿人国記」
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