...裳裾(もすそ)もひかず...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...十月の初雪より十二月廿五日までおよその日数(ひかず)八十日の間(あひだ)に五尺づゝの雪ならば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...季和は変なことをするものだと思って眼もひかずに見ていた...
田中貢太郎 「蕎麦餅」
...四その週間の残りの日数(ひかず)だけはどうやらこうやら...
永井荷風 「すみだ川」
...そして結局飢えることもなく渇くこともなく、風邪もひかずに、平安な一生を送った...
永井隆 「この子を残して」
...その冬は風邪もひかず...
中谷宇吉郎 「温泉1」
...もっとも南京虫の方でも日数(ひかず)を積むに従って遠慮してくるそうである...
夏目漱石 「坑夫」
...学校の授業が始まるにはまだ大分(だいぶ)日数(ひかず)があるので鎌倉におってもよし...
夏目漱石 「こころ」
...日数(ひかず)が立つにしたがって文鳥は善(よ)く囀(さえ)ずる...
夏目漱石 「文鳥」
...お角と佐太郎の注意をひかずにお冬の部屋へ行く方法はなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一年の日數(ひかず)を定(さだむ)るものなれば去年(きよねん)の何月何日(なんぐわつなんにち)と...
福澤諭吉 「改暦辨」
...幸(さいわい)に難症でもなかったと見えて日数(ひかず)凡(およ)そ二週間ばかりで快くなりましたから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あとひかず早く切り上げて帰宅...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...かぜもひかず、くるくるして片言を云っている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...氾濫した水はなかなかひかず...
山本周五郎 「日本婦道記」
...この冬は風邪(かぜ)もひかずに過したか」老臣は縁先から城の平庭(ひらにわ)を見まわし...
吉川英治 「黒田如水」
...日数(ひかず)に暇どってしまうだろう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...だいぶ日数(ひかず)は経っておりますが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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