...嘘のやうにぱたぱたと死んで行つた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...ぱたぱたぱた水の中でもがく...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...ぱたぱたと足音のようなものを耳にした...
海野十三 「火星兵団」
...アシガラはぱたぱたとびまわります...
海野十三 「電気鳩」
...いっせいにぱたぱたと池に落ちて死んでしまいました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...かたぎの女が外ではくフェルト草履(ぞうり)をぱたぱた言わせてマワシの客の部屋へ急ぐお女郎の姿が見えた...
高見順 「いやな感じ」
...それからぱたぱたと話が極まり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ナオミは独りでぱたぱたと進行させて...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ぱたぱた音を立てたりしていました...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...やがて遠い廊下をぱたぱた馳(か)けて来る足音が聴(き)こえた...
夏目漱石 「明暗」
...ぱたぱたとね...
林芙美子 「梟の大旅行」
...降ろしたブラインドが風でぱたぱた揺れているから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...交互にぱたぱたと...
本庄陸男 「石狩川」
...小寒い風にぱたぱたとひるがえっていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...力のない蚊をはらう音がぱたぱた聞えた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...ぱたぱた羽掻きをやったりする眩しさは...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...玄関の引戸を引こうとすると、白い蛾が、さっきの蛾かも知れないやつが、ぱたぱた、手燭の方形に吐き出したあかりをぐるぐる廻った...
室生犀星 「蛾」
...黄色い羽根を拡げてぱたぱたと裏塀の上を飛び廻った...
横光利一 「上海」
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