...舌に腫物(はれもの)が出来たと云ふが...
芥川龍之介 「点心」
...真二は顔に悪性の腫物(はれもの)が出来たので遂に大学で未曾有(みぞう)の難手術をやり...
海野十三 「三人の双生児」
...あんな大きな腫物(はれもの)のあとなんてある筈(はず)がないし...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...彼(かれ)の頸(くび)には小(ちひ)さい腫物(はれもの)が出來(でき)てゐるので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...彼(かれ)の頸(くび)には小(ちい)さい腫物(はれもの)が出来(でき)ているので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...一生涯、村の笑はれもの...
太宰治 「火の鳥」
...△腫物(はれもの)再発す...
田山花袋 「田舎教師」
...腫物(はれもの)にさわるようにあしらっているお銀様という人を...
中里介山 「大菩薩峠」
...おまけに肩から背中にかけて一面に赤く爛(ただ)れた腫物(はれもの)が崩れている有様に...
中島敦 「悟浄出世」
...一寸した腫(はれもの)のことなぞ持出したことはと...
中原中也 「亡弟」
...役にも立たぬ五重の塔を霞(かすみ)のうちに腫物(はれもの)のように安置しなければならぬ...
夏目漱石 「虞美人草」
...腫物(はれもの)か何かで苦しんでいると見える...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...家中の嫌はれものですよ」「お銀もその先代の主人の姪(めひ)ぢやないか」「それには違ひないが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人(ひと)には笑(わら)はれものとなり...
樋口一葉 「十三夜」
...嫌はれものであるとお前たちに注意しなければならぬからだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...向う通るアキョンドねぶつはれもの買ってけしょってけホウイホウイというので(民族二巻二号)...
柳田国男 「年中行事覚書」
...胸のところは腫物(はれもの)の膿(うみ)のため...
山本周五郎 「青べか物語」
...腿(もも)に太い「釘(くぎ)」――つまり腫物(はれもの)ができたのです...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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