...後頭部の裾毛(すそげ)がもじゃもじゃと襟からはみ出していた...
梅崎春生 「狂い凧」
...つまり硝子戸が平仮名のくの字なりに外へはみ出して居りました...
海野十三 「地獄の使者」
...はみ出していた白いきれが...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...正直な人間の畠をかぎる数フィートの石垣は人生の真の目的からはみ出した百の門をもったテーベより真(ま)っとうなものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そこから嫁入り道具や髪の物なぞがはみ出しているばかりでございました...
橘外男 「蒲団」
...はみ出した長襦袢(ながじゅばん)の袖(そで)をそろえながら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...けば/\しい襦袢の襟からはみ出してゐる皺だらけの喉頸などが...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...いつも文芸という領域以外にもはみ出した立場から...
戸坂潤 「思想としての文学」
...いつもこうした「論理」をはみ出している...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...赤い帯も芯がはみ出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...膝小僧(ひざこぞう)がはみ出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...はみ出している品が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...床から三尺もはみ出して寢てゐるから娘の眼に變に映つたのも無理はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白い髑髏がはみ出してゐる...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...蔽(おお)いからはみ出しているのが...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...そのうちにだんだんそれが私小説からはみ出してしまふ...
堀辰雄 「小説のことなど」
...其指の間から黒血の固まりがはみ出してゐます...
森林太郎 「高瀬舟」
...その指の間から黒血の固まりがはみ出しています...
森鴎外 「高瀬舟」
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