...市廳の大時計のまはりに羽搏(はばたき)する鸛(こふ)の鳥は頸を中天にさし延ばして雨の水玉を喙に受けてる...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「ハルレム」
...下摶(う)つ鳥の皷翼(はばたき)に似たり...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...そのはばたきの、すさまじかったこと...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...おそろしい、はばたきでした...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...はばたきしたのでしょう...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...蜘蛛のをどりあらあらしく野のをかに歩みをはこぶゆふぐれのさびれたたましひのおともないはばたき...
大手拓次 「藍色の蟇」
...所々に鴈(かり)が羽叩(はばたき)して水を飛揚(とびあが)つてゐるのを配(あしら)つた上...
薄田泣菫 「茶話」
...またも続けざまに二度三度はばたきをしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...急にけたたましいはばたきをはじめたものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...けたたましくはばたきをやり出したのに驚かされたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...キキーと鋭(する)どい羽摶(はばたき)をして一羽の雉子(きじ)が藪(やぶ)の中から飛び出す...
夏目漱石 「草枕」
...其羽搏(はばたき)の光(ひかり)を追(お)ひ掛(か)けて寐(ね)てゐるうちに...
夏目漱石 「それから」
...すると文鳥は急に羽搏(はばたき)を始めた...
夏目漱石 「文鳥」
...いきなり羽搏(はばたき)をして一二尺飛び上がった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...男運などとは口はばたきいいなり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...径逃げて行つた秋のはばたきが...
原民喜 「ある時刻」
...正三はやはり頭上に被(かぶ)さる見えないものの羽挙(はばたき)を...
原民喜 「壊滅の序曲」
...急な羽搏(はばたき)の音だろう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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