...府史の蔵本甚(はなはだ)真(しん)...
芥川龍之介 「骨董羹」
...はなはだしきは、われわれは神経組織が無感覚なるため、傷や痛みに対して感じが薄いとまで言われていた...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...「貝がらと僧侶(そうりょ)」もはなはだ不愉快な映画であった...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...短歌もやはり日本人の短詩である以上その中には俳句におけるごとき自然と人間の有機的結合から生じた象徴的な諷詠の要素を多分に含んだものもはなはだ多いのであるが...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...しかも痛みはなはだしくもなし...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...この人にはおそらくはなはだ珍しかったであろうと思われる風貌(ふうぼう)を彼一流のシネマの目で観察していたことであろう...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...はなはだ気の毒の至りだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...北斎が夙(つと)に写生の技(ぎ)に長じたりし事並(ならび)にその戯作者(げさくしゃ)的観察の甚(はなはだ)鋭敏なりし事とを窺(うかが)ひ得べし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...はなはだ数少ない一例となろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ただ形式ばかりの話ではなはだつまらないが...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...はなはだおかしなものであるが...
蜷川新 「天皇」
...三日続いたあとはまた甚(はなはだ)しい衰弱が見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(c)いかに多くのはなはだ淫らな遊びが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはそれをはなはだ残念に思うだろう」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...起原ははなはだ古いようである...
柳宗悦 「工藝の道」
...縁もゆかりもない絶家(ぜっけ)を続(つ)ぐ風習がはなはだ旺(さか)んである...
柳田国男 「家の話」
...平均気温のはなはだ高かった時代を想像せねばならず...
柳田国男 「雪国の春」
...さらにはなはだしいのは神前にささげる閹人(えんじん)の踊りである...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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