...はなはだしきに至りては彼の病中余の援助を乞うに当(あたっ)て――たとい数月間の看護のために余の身も精神も疲れたるにもせよ――荒(あら)らかなる言語(ことば)を以てこれに応ぜざりし事ありたり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...博士ははだしのまま...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...ところがクーはさらにはなはだしかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...唯(ただ)一人闇の夜道を跣足(はだし)のままにかけて行く女のようだと思っている...
永井荷風 「妾宅」
...帯をする間もないから跣足(はだし)で駆け出すと...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...跣足(はだし)で庭へ降りて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跣足(はだし)で庇を渡るようなことをしないと思ったから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次が來たと聽いて跣足(はだし)で飛び出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼らの去ることを知ったボーイ長の悲嘆ははなはだしかった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...応仁の一乱を終って乱離いよいよはなはだしくなった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...お前跣足(はだし)になるのか夫れでは氣の毒だと信如困り切るに...
樋口一葉 「たけくらべ」
...跣足(はだし)になり...
火野葦平 「花と龍」
...いかにはなはだしくフランスの工業が損害を蒙ったにしても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...跣足(はだし)の子供が...
森鴎外 「鶏」
...襪(たび)はだしもあるが...
森鴎外 「鶏」
...素跣足(すはだし)のまま寝台を飛び降りた...
夢野久作 「ビルディング」
...相変らず裸足(はだし)で泥まみれだ...
吉川英治 「源頼朝」
...古来『論語』ほどはなはだしく読み方の違っている本もなければ...
和辻哲郎 「孔子」
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