...そは我身にはふさはしからぬ業なりと覺ゆ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...家のはしからはしまで...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...かの国はともあれ我がまさしく見しはしからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...そこで田舎には似合はしからないやうな生活を営んでゐた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...此の場合にふさはしからず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かのフェニキアのごときはしからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...山下はしかられるような失敗をしなくなった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ナポレオンの形をしたのや小判の形をしたの或ひは飾り立てられてジョゼフとマルトが恋しさ余つて舌(べろ)を出した絵のあるものや――科学の御代にも似合(ふさ)はしからうこれらの意匠――これら僅かのものこそが最初の聖体拝受の思ひ出として彼等の胸に残るもの...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...サクラなどの駐在所をかたはしから襲撃して行った...
中村地平 「霧の蕃社」
...お長屋といふ名に相應(ふさ)はしからぬ堂々たるものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...太鼓なりの渡り廊下のはしから階下へおりる階段へつづき...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...廊下の向うのはしから茜(あかね)さんがひどくまっすぐな姿勢でこちらへちかづいて来た...
久生十蘭 「キャラコさん」
...甚七が、片はしから、店の豆腐を道路に投げすてているのだった...
火野葦平 「花と龍」
...片はしからたたきこわす! そのようなこと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...單純に疑はしからぬもの...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
......
三好達治 「朝菜集」
...ちょうどお月さまのはしから...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...今では言葉のはしから声の抑揚まで思いだすことのできるあの声を...
山本周五郎 「柳橋物語」
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