...さて相手が睡眠剤に熟睡した頃を見はからい...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...熟睡したころを見はからい...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ここの取りはからいは万事愚庵が致しますから...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...せっかくのこの校長先生のはからいが...
壺井栄 「二十四の瞳」
...「これは特別のはからいだから...
豊島与志雄 「死の前後」
...坂(さか)の上の朝臣(あそん)のはからいで...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...筋肉を客観とする血の構成がそこにその自らのはからいをすてて...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...われわれは単に、川の水は甘い、海の水はからい、という程度にしか見ておりませんでした」「その海の水のからさ加減も、ところによって非常な相違のあること、川の水の甘さにも、相違のあるのと同じことです」「塩加減にも、違いがあるのですか?」「ありますとも……普通の海水は大抵、千分の三十四五ぐらいの塩分を溶解しておるのですが、それでも物を浮かす力はとうてい河の水の比ではない……これは海ではありませんが、アメリカのユタというところにある湖は、千分の二百五十も塩分を含んでいるそうですから、人間が落ちても、どうしても沈まない、この湖では、泳げないものでも決して溺死(できし)をするということがない、また身投げをしても、死ねないからおかしい」「ははあ……そういうものですか」田山白雲は、感心して、沈黙させられてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...闇太郎のはからいで少しはなれたところに待っていたかごに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...私どもの無理なはからいが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...あとは見ぬふりで……」「承知いたしました」「なるべく御自分でおはからいなさるよう」左近はじっと弟の眼を見ながら...
山本周五郎 「新潮記」
...親族のはからいで城下へ戻り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...貴方のおはからいでどうか仕手の内に加えて下さい」「だめだろうな」と弥兵衛が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...曹操のはからいで...
吉川英治 「三国志」
...ときの叡山の座主(ざす)大塔ノ宮のおはからいで...
吉川英治 「私本太平記」
...なお和睦(わぼく)に望みをかけて奔命していた細川顕氏(あきうじ)や畠山国清のはからいなども冷視しながら...
吉川英治 「私本太平記」
...どちらに)(天のおはからいにまかす...
吉川英治 「新書太閤記」
...おはからいか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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