...極端にのん気な酒飲みな夫をもった姉は...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...ちとのん気すぎるようですわ」夫人はソッと寝室の中をのぞきに行って...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...勝者はのん気に笑う...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...のん気に歓楽を極めているのを羨(うらや)んだ...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...君江さんと来たら実にのん気だからな...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...与次郎ののん気とは方角が反対で...
夏目漱石 「三四郎」
...先生もずいぶんのん気だな」「どっちがのんきかわかりゃしない」「ありゃなんの絵です」先生は黙っている...
夏目漱石 「三四郎」
...こののん気の源は伏在しているのだろうと思う...
夏目漱石 「三四郎」
...もう返したのか」「いいや」「いつまでも借りておいてやれ」のん気な事を言う...
夏目漱石 「三四郎」
...君のように金にかけるとのん気なのが多いだろう」「なに善意に払わないのは...
夏目漱石 「三四郎」
...のん気さうに啼いてゐる...
原民喜 「書簡」
...これ位のん気なしあわせなことははいではないか」「エッ……先生...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...主人はのん気である...
森鴎外 「金貨」
...今日とは人種が違うようなのん気さがしのばれる...
山本笑月 「明治世相百話」
...のん気なことをいいながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...ほんとに」秀次は、まだ、のん気だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...のん気な指笛を吹いて逍遥(しょうよう)していた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...至極のん気に、夜靄のさまよいを愉しみつつ、夜明け近くまでに、ぶらんぶらん菊川町の工場へ帰りついた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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