...そこから自動車で山手をのぼると雲林院へつくのである...
上村松園 「余齢初旅」
...ずんずんと波のうえにたちのぼるのであった...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...足音をしのばせて、それをのぼると、ドアにつきあたりました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...怪物は煙突の頂上までのぼると...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...さらにさかのぼると紀元一世紀のローマの詩人マルティアリスのエピグラムに...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...結局数万人にのぼるだろうと予想された...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして夢を見た!・月が照らしてくれるみちをもどらう・月かげのまんなかをもどる・まるい月のぼる葉のない枝(改作再録)・さらさらささのゆきあかりして(追加)改作・どこかそこらにみそつちよがゐるくもり二月十二日天地清明にして...
種田山頭火 「其中日記」
...……・風がすゞしく吹きぬけるので蜂もてふてふも・死ねる薬をまへにしてつく/\ぼうし・草の青さをしみじみ生き伸びてゐる・住みなれて草だらけ・のぼる陽をまつ糸瓜の花とわたくしと・さらりと明けてゐるへちまのはな・朝月はすずしいいろの桔梗がひらく炎天のヱンジンのまはるとゞろき・なんとかかんとか蝿もつれてきて・こゝろむなしくて糸瓜咲く炎天...
種田山頭火 「其中日記」
...テンダーに乗って江をさかのぼる...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...西洋印刷の歴史をさかのぼる四世紀...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...血がかっと頬にのぼるのを覚えた...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...のぼる白帆の梢に半分だけ見えて然かも大きい...
長塚節 「寫生斷片」
...世間の口にのぼる前に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...烟(けむり)のように立ちのぼる物音の息ひとつ聞えなかった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...うちのある本郷の高台へのぼるまでの間は...
宮本百合子 「菊人形」
...そこからよじのぼることができました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...崖をのぼるよりほかににげ道がなくなつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...川面(かわも)からのぼる白い霧...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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