...動(やや)ともするとおびえて胸の中ですくみそうになる心を励まし励まし彼れは巨人のように威丈高(いたけだか)にのそりのそりと道を歩いた...
有島武郎 「カインの末裔」
...のそりのそりと歩行(ある)き出すと...
泉鏡花 「怨霊借用」
...田圃への道を浩平は割り切れぬ気持でのそりのそりと戻りつつあった...
犬田卯 「米」
...のそりのそりと練魚司令部へ足をはこんだ...
海野十三 「軍用鮫」
...黄金豹は、べつに、とびかかってくるようすもなく、宝石かばんを口にくわえ、のそりのそりと、歩いています...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...妙な上眼を使いながらのそりのそりと尻込みするのだった...
大阪圭吉 「三狂人」
...のそりのそりと高脚を踏みながら...
薄田泣菫 「独楽園」
...浮浪人はそのひっこんだ戸口へのそりのそりと入り込んで戸の鏡板でマッチを擦り...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...垣根に沿ってのそりのそりと匐っていった...
豊島与志雄 「蝦蟇」
...大きな犬がのそりのそり向うから歩いてきた...
豊島与志雄 「子を奪う」
...おとなしくのそりのそりと歩いているのではありませんか...
豊島与志雄 「強い賢い王様の話」
...のそりのそりとお角さんの舟へ近づいた異形(いぎょう)のものが一つありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鼻を鳴らしてのそりのそりとやって来るが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いやに勿體らしくのそりのそりと往來を歩きながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...のそりのそりと鼻をふりながら歩いて来る象の皮膚はなんだか横文字の新聞を丸めたのをもう一度引き伸ばして貼(は)りつけたように...
堀辰雄 「鳥料理」
...見あぐれば千仞(せんじん)の谷間より木を負うて下り来る樵夫二人三人のそりのそりとものも得言わで汗を滴らすさまいと哀れなり...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...馬がのそりのそりと動き出した...
水野葉舟 「遠野へ」
...チャルメラを吹き立てて浅草から上野公園へのそりのそり...
山本笑月 「明治世相百話」
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