...ぬくぬくとそれに乗つて安住自足してゐる図が...
青野季吉 「百万人のそして唯一人の文学」
...ここで坂下の姉様(あねさま)は、夫人の前髪に手をさし入れ、白き額を平手で撫(な)でて、「まだじゃ、ぬくぬくと暖い...
泉鏡花 「悪獣篇」
...とぐろを捲(ま)いた二頭のニシキヘビが離れ離れの隅(すみ)を陣取ってぬくぬくと睡(ねむ)っていた...
海野十三 「爬虫館事件」
...ただもう好きなひとの傍にゐるといふ幸福感にぬくぬくとあたたまつてゐる樣子で...
太宰治 「お伽草紙」
...幸福の豫感にぬくぬくと温まつてゐるらしいが...
太宰治 「猿面冠者」
...そんな風物のかもし出す晩春のぬくぬくした爛熟の雰囲気をからだじゅうに感じながら...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...物をうんとつめていた胃の中がぬくぬくとなって...
田中貢太郎 「文妖伝」
...それでいて妙にうれしいような温々(ぬくぬく)とした気分で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...日向(ひなた)でぬくぬくとしているような心温かなものを感じるし...
林芙美子 「平凡な女」
...ぬくぬくと暮しているというのは...
久生十蘭 「あなたも私も」
...砂浜は羽根蒲団のやうにぬくぬくとして...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...流石に自分もぬくぬくとした日向のにおいが恋しく感じられたのである...
宮本百合子 「餌」
...その仕事机の上には先ほど生え出たばかりの「幸福のきのこ」がラッカを塗られた可愛い頭を揃へてぬくぬくと立ち並んでゐる...
三好達治 「オルゴール」
...うちひらけた丘や野づらはやわらかな土の膚をぬくぬくと日に暖められ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...片側はぬくぬくと日光を浴びて...
山本周五郎 「風流太平記」
...スエーターをぬくぬくと着込んで...
夢野久作 「冗談に殺す」
...妙にぬくぬくとした弾力があって...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...ポアンチュウはぬくぬくと暖まり...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の中村剛也さん: 延長11回に代打で決勝グランドスラムを放つ ⚾
- 俳優の岩崎碧さん: ウルトラマンテオの主人公を演じる俳優 🎭
- 野球選手の山本由伸さん: パイレーツ戦でQSを記録するも勝ち星ならず。 ⚾️
