...年(ねん)じゅうぬかるみの絶えないような低湿(ていしつ)な小路である...
伊藤左千夫 「落穂」
...日当りが悪いせいかひどいぬかるみで...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...動物園の四坪(つぼ)半のぬかるみの中では...
高村光太郎 「ぼろぼろな駝鳥」
...おもてのぬかるみを歩いたまゝで上つて来るから...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...先祖代々菩提とぶらふ水仙の花酔へばけふもあんたの事(緑平さんに)・うまい手品も寒い寒い風正月二日の金峰山も晴れてきたお正月の熊本を見おろす・もう死ぬる声の捨猫をさがす自動車も輪飾かざつて走る持てるものみんな持つて歩いてゐる(老遍路さん)よい月の葉ぼたんのよさ追加二句・訪ねる人もゐない街のぬかるみ闇をつらぬいて自動車自動車一月三日うらゝか...
種田山頭火 「行乞記」
...いやな手紙をだしてきたぬかるみ・あたたかし火を焚いて古人をおもふ・芥うかべて寒の水の澄まうとする雲かげ・寒い朝の土をもりあげてもぐらもち一月十七日けさはゆつくり朝寝した...
種田山頭火 「其中日記」
...・いかりおさへてさむいぬかるみもどつてきたか(自嘲)こやしあたへてしみ/″\ながめるほうれんさうで・掃きよせ掃きよせた落葉から水仙の芽(再録)二月六日けさはまつたく早すぎた...
種田山頭火 「其中日記」
...・工場のひゞきも雨となつた芍薬の芽・ぬかるみ赤いのは落ちてゐる椿雨あがり...
種田山頭火 「其中日記」
...目かづらを被つて泥濘(ぬかるみ)の中を踊りながら歩いてゐる花見の群れに幾度か出(で)つ會(くは)した...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...ぬかるみの地べたへ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...実際行潦(ぬかるみ)へ左の足を腓腸(ふくらはぎ)まで蹈み込んだ...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...深い泥濘(ぬかるみ)に辟易して...
牧逸馬 「双面獣」
...家までやとったまだ若い車夫はずるくて鈍間でゆるい足袋を雨上りのぬかるみにつけてベジャベジャベジャベジャ勢のない音を出してゆるゆると走った...
宮本百合子 「悲しめる心」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...ぬかるみ辷(すべ)ってツンのめろ」という俚謡(りよう)があります...
夢野久作 「鼻の表現」
...遅々たる牛車(ぎっしゃ)で、内裏(だいり)から退がって来るには、ぬかるみ、石コロ道、秋草しげき田舎道、さんざんかかる...
吉川英治 「私本太平記」
...猿坂などの泥土が敵味方の血のぬかるみとならない日はない...
吉川英治 「私本太平記」
...泥濘(ぬかるみ)に足を落して...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 体操選手の杉原愛子さん: 体操世界選手権の団体総合で銅メダル獲得、ロサンゼルス五輪出場権を手にした体操選手 🤸♀️
- 俳優の柳楽優弥さん: 日曜劇場『Mr.MYSTERY?』初主演で主演、新たなミステリーに挑む🎬
- 野球選手の大谷翔平さん: 今季は怪我に悩まされたが、オフの手術は回避、来季も二刀流に意欲を示している。 ⚾️
