...彼は俄(にわか)に高熱と呼吸(いき)ぐるしさとに締つけられるように感じた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...俥夫がにわかに空腹を訴え...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...発戸河岸(ほっとかし)のほうにわかれる路(みち)の角(かど)には...
田山花袋 「田舎教師」
...それが確実にわかっている訳ではなし...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...そのころから三村本家の人たちの感情がにわかに冷たくなり...
徳田秋声 「縮図」
...彼にも本能的にわかっていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...心得さえあれば直ぐにわかるはず...
中里介山 「大菩薩峠」
...白雲の俄(にわか)ごしらえの語学では...
中里介山 「大菩薩峠」
...時計が鳴ってにわかに我に帰るというようであるから...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...もとより人の説を聞いてにわかにこれを信じわが望みを失するにはあらざれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...全身俄(にわか)に強烈な電気にでもかかったように硬直して棒立ち...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...かたがたにわかに変更するほどの力もなく...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...それよりもさらにわかりにくいのは紀州東熊野(ひがしくまの)の尾鷲(おわせ)あたりで...
柳田国男 「こども風土記」
...みんなにわかるだろうか」栄二は低く頭を垂れた...
山本周五郎 「さぶ」
...「すわ」とにわかに囲みを解き...
吉川英治 「三国志」
...にわかに全軍をして...
吉川英治 「三国志」
...おおよそ三段にわかれて...
吉川英治 「新書太閤記」
...にわかに逆転して来た佐々勢の怒濤(どとう)を認め...
吉川英治 「新書太閤記」
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