...背丈(せたけ)肉付(にくづき)もわからなければ...
海野十三 「赤外線男」
...肉付(にくづき)なりがどうしてもただの夢とは思われなかった...
田中貢太郎 「蘇生」
...そのにくづきのふっくらとしてやわらかなことゝ申したら...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...或はまた四季の眺めを形取(かたど)る肉付(にくづき)のよきポモンの女神...
永井荷風 「江戸芸術論」
...品格のないしかし肉付(にくづき)のいい若いアメリカの女が二...
永井荷風 「監獄署の裏」
...それに加えて肉付(にくづき)のしまった小(こ)づくりの身体は背後(うしろ)から見ると...
永井荷風 「ひかげの花」
...肉附(にくづき)だとて尋常(なみ)の人よりは少し痩(や)せているくらいですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あなたは好い体格だね」と云って敬太郎の肉付(にくづき)を賞(ほ)め出した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...脳髄のよい者は体格も偉大にして肉附(にくづき)もよく大きいという関係があるかも知れぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...下に肉月(にくづき)がついている...
新渡戸稲造 「自警録」
...じっさいは柔軟な好ましいにくづきで...
山本周五郎 「契りきぬ」
...被告の答へた膜と云ふ婦人病の四番目の文字は「月(にくづき)」であつたかそれとも「(さんずい)」であつたかと一寸考へてみてから直ぐ又質問を次へ移した...
横光利一 「マルクスの審判」
...背丈の細りと高い肉附(にくづき)の彫刻的に締つた中高(なかだか)な顔の老婦人である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...細(ほつそ)りとした肉附(にくづき)の豊かな...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...表情と肉附(にくづき)の生生(いきいき)とした活動の美を備へた女が殖(ふ)えて欲(ほ)しい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...街の上でも公園でも肉附(にくづき)の好(い)い生生(いき/\)とした顔附(かほつき)の児(こ)供を沢山(たくさん)に見受ける事と...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...表面(うはべ)の観察ではあるが巴里(パリイ)を観て来た目で評すると概して英国の女は肉附(にくづき)の堅い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...小皺(こじは)が寄り乍(なが)らも肉附(にくづき)の豊かな頬(ほゝ)などの様子は四十歳計(ばか)りとしか見えない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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