...己れに働く動向を利己主義と呼ぶならわしを持っている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...きみならわしといっしょにゆく資格があるようだ」ふたりはきまった...
海野十三 「海底大陸」
...お墓のまわりへ人を生きながら埋(う)めてお供(とも)をさせるならわしがはじまりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...わるいならわしを...
高山毅 「福沢諭吉」
...しかしシナの文字を訓によってつかう昔からのならわしもなくなりはせず...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...あの村のならわしで...
中里介山 「大菩薩峠」
...なあに辛抱しらんねえやうな女ならわしうつちやつちめえまさあ」「それでは私がお安を使つておすがを呼び出すやうにしてやるから其の時今いつたやうな手筈にしたがいゝ...
長塚節 「芋掘り」
...勘次(かんじ)が行(い)つてから其(そ)の錢(ぜに)を出(だ)された時(とき)卯平(うへい)は「さう疑(うた)ぐるならわしは預(あづ)かりますめえ」といつて拒絶(きよぜつ)した...
長塚節 「土」
...小さい時からお客様といっしょに食事をするならわしですから...
中谷宇吉郎 「鉛筆のしん」
...彼をジェラルド太守と呼びならわしていました...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...女の眼には鈴を張れという前代からの言いならわしが...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「丘の向うからは碌なものが来るはずがない」という言いならわしがあった...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...「風知草」はその描線にいかようの省略があろうとも人間云いならわした愛という言葉...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...このならわしの外(と)にいでんとするを誰か支うべき...
森鴎外 「文づかい」
...気候が暑いために余儀なく生じたならわしなのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...春と秋の彼岸に親しい婦人たちと善光寺へ参詣(さんけい)にゆくのがなほ女の毎年のならわしだった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「武門のならわし...
吉川英治 「新書太閤記」
...こういう習慣(ならわし)ができたという...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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