...何分(なにぶん)にも興味(きょうみ)が乗(の)らないで困(こま)ってしまいます……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...何分(なにぶん)神様(かみさま)の方(ほう)で宜(よろ)しきように……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...なにぶん旦那様の学校がお退(ひ)けになりましてから...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...なにぶん大名がたの御夫婦仲のことは...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...「どうぞなにぶん……」清三は頼んだ...
田山花袋 「田舎教師」
...」お豊(とよ)は何分(なにぶん)よろしくと頼んでお滝(たき)が引止(ひきと)めるのを辞退(じたい)して其(そ)の家(いへ)を出た...
永井荷風 「すみだ川」
...なにぶんよろしく」次の間で隙見(すきみ)をしていたお絹が...
中里介山 「大菩薩峠」
...この方も万事よろしく」「ばかにしなさんな」「ではなにぶん」「失礼」「お大切に」「あばよ」これがこの場の最後の挨拶...
中里介山 「大菩薩峠」
...何分(なにぶん)課業その他が忙がしいので段々延び延びになって...
夏目漱石 「博士問題とマードック先生と余」
...何分(なにぶん)にも遅過ぎます...
野村胡堂 「音波の殺人」
...なにぶん目先の見えるようなのは一人もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何分(なにぶん)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何分(なにぶん)博物館(はくぶつかん)といつても...
濱田青陵 「博物館」
...でも、なにぶん、水は遠くから運ばれているらしいのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そういう思案顔(しあんがお)は見たくない」喜太夫は恐れる気味で、「否(いや)とは申しませんが、なにぶんにも、心得のないことで」「心得がなければこそ、試して見ようとは思わぬのか...
久生十蘭 「ひどい煙」
...なにぶん伊太利語であるために...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...なにぶんとも」そして慌てていってしまった...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...「異存はござらんが、なにぶん、それがしの剣たるや、仮借(かしゃく)の相成らぬ強剣だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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