...「ついでに少々お焼きなさいますなぞもまた...
泉鏡花 「婦系図」
...大宅君が人殺しなぞ出来る男だと思いますか」少々癪(しゃく)に触って...
江戸川乱歩 「鬼」
...外のものは兎に角と致して日本一お江戸の名物と唐天竺(からてんじく)まで名の響いた錦絵(にしきえ)まで御差止めに成るなぞは...
太宰治 「三月三十日」
...用もいわずに人を呼び付けるなぞとは...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...人情なぞは皆遠くに退いておれと警告しながら...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...たまに晩翠翁なぞ新聞紙上に書かれると内々大不平だが...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...乳母が読んで居る四谷怪談(よつやかいだん)の絵草紙(えぞうし)なぞに...
永井荷風 「狐」
...勉強すらあ』なぞと...
中原中也 「亡弟」
...こんな、白い肉の男なぞ、少しも興味はないのだ...
林芙美子 「浮雲」
...そしてそんな折なぞにお産をする牝牛くらゐ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...それに病気なぞあったりすると...
室生犀星 「童子」
...その怪我人を介抱する赤十字みたようなものだ……なぞと真顔になって説明するものさえあった...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...すこし社会的に著名な人物なぞがK大の耳鼻科に入院すると...
夢野久作 「少女地獄」
...その愉快さ……同性愛の深刻さ……人肉の美味(うま)さ……毒薬実験……裏切行為……試斬(ためしぎ)り……弱い者苛(いじ)め……なぞ種々様々のタマラナイ光景が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...徹底した恐怖の記憶が再現しているところなぞは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...天候なぞいうものも...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...自分の手で消滅させておきたい……なぞいうアラユル惨憺たる母性愛を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これぞ優婆塞(うばそく)が常住坐臥に身を離さぬ戒刀になぞらえて...
吉川英治 「剣難女難」
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