...これは接木や挿木をくりかえして来た蜜柑には種子がなくなると同じである...
石原莞爾 「最終戦争論」
...焚き木でも切るより仕かたがなくなるさうだ...
岩野泡鳴 「日高十勝の記憶」
...矢ツ張り獨りで不安の念にたへなくなる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...酒を飲まないのでなくて飲めなくなるらしい...
種田山頭火 「行乞記」
...お今の家で神妙に通夜(つや)をして居ましたよ」「――」平次には事件の眞相は次第に判らなくなるばかりです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな手品だつてつまらなくなるよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「浜子のうちが金持ちでなくなると...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...湿性になりや体はどろどろに頽れやがるし眼は見えなくなるし……と言ひ出す...
北條民雄 「重病室日誌」
...この地方はまもなく彼らを養い得なくなるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...全く餌につかなくなるとは...
武者金吉 「地震なまず」
...それとともに給封もなくなるべきであると法文を解釈して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もうすぐいけなくなるんですから...
室生犀星 「音楽時計」
...命までなくなるみちなのだ...
室生犀星 「花桐」
...立場がなくなるはずはない...
森鴎外 「阿部一族」
...七五郎、堪らなくなる...
山中貞雄 「森の石松」
...なにを云ったところで誰にも傷つきはしませんから」「おまえがいなくなるって」「兄さん」と佐久馬が呼びかけた...
山本周五郎 「薊」
...ことによると生涯をともにしなければならなくなるかもしれないのである...
山本周五郎 「季節のない街」
...俳句を作るよりほかに生きる道がなくなるのではないでしょうか...
夢野久作 「スランプ」
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