...威(い)かつくどっしりと据えてあった...
芥川龍之介 「疑惑」
...葉子は自分のからだが中有(ちゅうう)からどっしり大地におり立ったような感じを受けた...
有島武郎 「或る女」
...どっしりと腰を据えて正面から例の大きく木村を見やりながら...
有島武郎 「或る女」
...どっしりとした帷(とばり)が裾(すそ)を曳(ひ)いている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...重くどっしりとのしかかっていた...
谷崎潤一郎 「鍵」
...クリストフは彼女がどっしりと腰掛に落ち着いてるのを見た...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大きく脹らんだ腹がどっしり落着いていた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...どっしりと構えていた...
豊島与志雄 「楊先生」
...書きながら自分でも何かどっしりした...
中島敦 「光と風と夢」
...何となくどっしりとしているとか...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...そのどっしりした重さが――私には払い落す力のない悪魔の化身が――いつもいつも私の心臓の上に圧(お)しかかっているのだった!こういった呵責(かしゃく)に押しつけられて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...どっしりとした巻毛が...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...父の体はどっしりして重く...
前田夕暮 「種紙の青む頃」
...又どっしりと椅子へ座りました...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...非常に大きく力づよく複雑な機械をその内部に入れてどっしりかまえている建物の壮大さであり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どっしりした浪人体(てい)の者がふたり...
吉川英治 「江戸三国志」
...やがて仰ぐ行く手の雲と雲の間に剣山(つるぎさん)の姿がどっしりと沈んで見えた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...肩から腕へかけての肉づけなども恐ろしく力強いどっしりした感じを与える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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