...安政二年(あんせいにねん)十月二日(じゆうがつふつか)の江戸大地震(えどだいぢしん)に於(おい)て...
今村明恒 「地震の話」
...どだい話にもなりません...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...何かよほどだいじなものでも置いてあるのかね」「わしもよくは知らんが...
江戸川乱歩 「影男」
...どだい、男らしくないぢやないか、と子供でも、また大人でも、いやしくも正義にあこがれてゐる人間ならば、誰でもこれに就いてはいささか不快の情を覚えるのではあるまいか...
太宰治 「お伽草紙」
...どだい、何も、問題にする價値が無い...
太宰治 「お伽草紙」
...どだい、あんな質問者とは、頭の構造がちがいますよ...
太宰治 「家庭の幸福」
...どだい、津島は、あの女の事など覚えていない...
太宰治 「家庭の幸福」
...どだいお前は失敬じゃないか...
太宰治 「貨幣」
...どだい生意気だよ...
太宰治 「如是我聞」
...どだい、あんな姿で、お酌(しゃく)するなんて、失敬だよ...
太宰治 「眉山」
...もとの飼い主の家ではよほどだいじにして育てられたものらしい...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...どだい、お前さんの地面(じがお)が綺麗過ぎるんだろう」こう言われると久吉役者がまたよろこびました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それをも、お角さんは、煮えきらない返事だと思って、「お見受け申したところ、立派なお武家たちじゃありませんか、何はどうあろうとも、早くこのなきがらを取片づけて、人前に曝さないようにしてあげなけりゃ、恥ではありませんか」とお角さんが、事のあまりに無情なると、緩慢なるとに憤りを発して、こう言いますと、番太は、この女の人からお叱言を食う筋はないというような面(かお)をして、「へへえ――ところが、どうも、お相手がお相手でござんしてな、お奉行も、お代官も、お手がつけられやしまへんさかい」「なんにしても、いけませんね、こうして、一匹一人のおさむらいを、曝(さら)しものにかけて置くのは無慈悲というものなんです、なんとかしてあげられないものかねえ」「それがその、お相手がお相手でござんしてなあ」「相手が相手だって、お前さん、お上(かみ)のお手をお借り申せば、どうにかして上げられそうなものじゃないか」「それが、その――このお武家をお斬りなはったのは、壬生(みぶ)の新撰組の衆でござりましてなア」「え?」「壬生の新撰組の御浪人衆が、この通りお斬りになりはって、どうも、はや、手がつけられやしまへんさかい」「みぶのしんせんぐみですって?」「はい」「みぶのしんせんぐみとは、どういうお方か存じませんが、たとえお上役人だって、人を斬って斬りっぱなしという法はありませんねえ、お斬りなさるならお斬りなさるように、作法というものがあるんでございましょう」「それが、どだい、壬生の御浪人衆にかかっては、御城主でも、お奉行でも、どもなりませんさかい...
中里介山 「大菩薩峠」
...おまえたちの頭(あたま)の上(うえ)に屋根(やね)の土台(どだい)も残(のこ)らないよう...
ダグラス・ハイド Douglas Hyde 館野浩美訳 「クリナーンの御殿」
...どだい舞踏会なんて実にくだらないもので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どだい理窟に合わないじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どだいこの女は人には用がないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...弟の話はどだい問題にならんナンセンスか...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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