...赤坊の泣き続ける暗闇の中で仁右衛門が馬の背からどすんと重いものを地面に卸(おろ)す音がした...
有島武郎 「カインの末裔」
...こんどはどすんと大きな震動とともに...
海野十三 「怪塔王」
...どすんと突き当った赤革のトランク一箇――女は生命を捨てずに済んだ...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...床のうえにどすんと放りだした...
海野十三 「太平洋魔城」
...どすんと床にころがった...
海野十三 「太平洋魔城」
...落ちる」どすんと投げだされた...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...二人が立っていたところから五十メートルばかりはなれた大きな邸宅(ていたく)のやけあとの、石や瓦(かわら)のかけらが山のようにつみかさなっているところへ、どすんと落ちた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...空からどすんと落ちてきたのは...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...どすんとぶつけ合わした...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...どすんと床に倒れました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ポン公が足をふんばつてまつてゐると、どすん……と、シロはうまくポン公の頭へ、それから地面へとおりました...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...クラムの部屋のドアにどすんとぶつかり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...あおのけにどすんと畑のなかに尻餅をついた...
久生十蘭 「生霊」
...どすんという音と共に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...取り入れはほとんどすんで...
三好十郎 「肌の匂い」
...どすんと仙十郎の体が襖へ倒れて行った...
吉川英治 「剣難女難」
...彼は何かへどすんと肩でもぶつけたような気がした...
吉川英治 「私本太平記」
...どすんと、大きな物音をさせて、勝手元の何かにつまずいて、ぶっ仆(たお)れたのを、母が扶(たす)け起して、家の中へひきずり上げるように抱えこんだ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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