...むろん良いほうの変化でどうどうたる県道であるといいたいが...
伊藤左千夫 「落穂」
...どうどうどうどうと穏やかな響きを霞の底に伝えている...
伊藤左千夫 「春の潮」
...どうどう英京(えいきょう)ロンドンさして凱旋してきたのである...
海野十三 「海底大陸」
...中村警部にばけた怪人は、門をくぐって、どうどうと、げんかんのほうへ歩いていきます...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...同じ所をどうどうめぐりしていたら...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...「おさむらいの子(こ)が、まっ昼間(ぴるま)、どうどうと、びんぼうどっくりをさげて、買(か)いものにくるとは、おどろいたな...
高山毅 「福沢諭吉」
...あのようにどうどうと……いったい...
高山毅 「福沢諭吉」
...井戸の口のあたりで風でも吹いているようなどうどうと云う音であった...
田中貢太郎 「忘恩」
...人々はお柳の頭顱(あたま)へどうどうと水をかけた...
徳田秋声 「爛」
...大波小波々(どうどう)と打寄する淋しい浜街道(はまかいどう)を少し往って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...はいどうどう、はいどうどう...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...どうどうめぐりをしているようなもんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...断崖から下を見ればただどうどうという激流の音が聞えるばかりです...
浜尾四郎 「死者の権利」
...どうどうたる勇敢(ゆうかん)な動物のように見えます...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...々(どうどう)と崩れる波に入り乱れて物凄い限りを極めた...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...寄手の二階堂道蘊(にかいどうどううん)の荷駄隊へ軍夫となってまぎれこみ...
吉川英治 「私本太平記」
...二階堂道蘊(にかいどうどううん)...
吉川英治 「私本太平記」
...すると、広い闇に、どうどうと、瀬にしぶく水音が聞かれ、暑さもいちどに袂(たもと)を払って、橋の長さ二百八間という、その橋桁(はしげた)の第一柱に、矢矧(やはぎ)ばしと星明りに読める...
吉川英治 「宮本武蔵」
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