...週番士官や中隊長の云ふ事にさへ時々とんちんかんな返事をしてゐた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...柿江には頓着(とんちゃく)なく園に尋ねた...
有島武郎 「星座」
...しかし これは とんちもんどうですから...
五十公野清一 「一休さん」
...一休(いっきゅう)さんの「とんち」は...
五十公野清一 「先生と父兄の皆さまへ」
...父は無頓着(むとんちゃく)で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...やっと聞きとれるほどの声でとんちんかんな相づちをうった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...また一般民衆はいっこうそんな事には頓着(とんちゃく)しないように...
寺田寅彦 「災難雑考」
...彼らはむとんちゃくにして怠慢なること猫(ねこ)のごとし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人の名前にとんちゃくしないのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忽(たちま)ちにして冷淡な無頓着(むとんちゃく)な運命の手に弄(もてあそ)ばれたい...
永井荷風 「すみだ川」
...田舎の先生は一向無頓着(むとんちゃく)にて不相変(あいかわらず)元勲崇拝なるも腹立たしき訳に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...とんちきめ」とかれは言って...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...余り物事に頓着(とんちやく)せぬ...
三島霜川 「平民の娘」
...……(相手がマジマジ見ていることなどにとんちゃくなく...
三好十郎 「おりき」
...それよりもモットおかしいのは病気にならない前には食物の事へ無頓着(むとんちゃく)でいて...
村井弦斎 「食道楽」
...とんちんかんな返答を致しました...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...きっと頓珍漢(とんちんかん)な受返事をする相手の役があって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...とんちんかんな返辞をするらしい...
吉川英治 「くせ」
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