...「飯粒の附着していない弁当箱」という意味にとれる...
海野十三 「科学時潮」
...センイチは獲物のとれる面白さに...
豊島与志雄 「悪魔の宝」
...事實宰相の仕事をとれるものは殿閣大學士であつて...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...鎖鎌の地位は不利益になつた一旦からんだものは容易にとれるのでないから鎌のさきには竹刀がぶら下つて居るので自由の働きが出來ない...
長塚節 「撃劍興行」
...かうえ豆(まめ)とれるなんておめえ等(ら)方(はう)はえゝのよなあ...
長塚節 「土」
...浜でとれる小貝や小砂利が磨いてしいてある...
長谷川時雨 「神田附木店」
...実にどうも見とれるような美人...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...辛くも聞きとれるやうな嗄がれ声を振り絞つてゐる有様であつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そのお前が懲りずまにまた人を思ふといふのかと自分に言つてきかせる歌のやうにもとれるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...もつとお金がとれるからね...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...鶫(つぐみ)のとれる時分に是非いらしつて下さい...
堀辰雄 「爐邊」
...その閑寂優雅なのに見とれるのである...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...憎悪とも嫉妬ともとれる毒々しい目でこちらを睨んでいる...
三好十郎 「樹氷」
...恍惚(こうこつ)ともとれる虚脱の色に掩(おお)われ...
山本周五郎 「花も刀も」
...「疲れのとれるまで保養するがいい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...耳がとれるか手を離さすか...
吉川英治 「江戸三国志」
...ただ氷の如く張りつめる殺気と人の動きだけが観(み)てとれる...
吉川英治 「江戸三国志」
...源次をひっぱたくにはいいお白洲(しらす)だという二様の意味にとれる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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