...宮中づきのごぜん部係(ぶがかり)にとりたてられたので...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...彼(か)の按摩(あんま)が後(のち)に侍(さむらひ)に取立(とりたて)られたと云(い)ふ話(はなし)より...
泉鏡太郎 「怪力」
...(さけ)の鮮鱗(とりたて)はことさらに魚臭(なまぐさ)きものゆゑにやあらん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...やしろのたてものや境内(けいだい)の風致(ふうち)などはりっぱな神社仏閣に富むこの地方としてはべつにとりたててしるすほどでもない...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...小姓におとりたてなされたのでござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...とりたてて情熱的というわけでない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...軍団の兵士にとりたてられ...
豊島与志雄 「木曾の一平」
...何らとりたてて言うべきほどの点をもたず...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...とりたてて見どころのない草ながら私も鳳仙花が好きである...
中勘助 「銀の匙」
...町民達から沢山(たくさん)税金をとりたてた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...金貸しのやうにとりたてようとしてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...そしてとりたての林檎のように張り切った小さな頬に...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...とりたてて騒ぐような傷はどこにも無い...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...どこから其を払ってゆくかということについてはとりたてる方は問題にしないのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とくにとりたてて言うほどのものではありません...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「厩橋侯がしんじつ一ノ関さまを直参大名にとりたてるなら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今とりたててきみに話すような景色ではない...
山本周五郎 「陽気な客」
...その無名の老鍛冶屋を奉行にとりたて...
吉川英治 「三国志」
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