...雪がふれば観音様へとまるよ...
伊藤左千夫 「浅草詣」
...人間は息のとまるまでは...
伊藤左千夫 「去年」
...そこにとまるのも胸くそ惡くなり...
岩野泡鳴 「日高十勝の記憶」
...ここへとまるつもりなら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...すんなりした実物の小柳雅子の感じとまるで違う...
高見順 「如何なる星の下に」
...お逢いした感じとまるでちがいます...
太宰治 「恥」
...蠅がきてとまるしかし...
種田山頭火 「行乞記」
...家いつぱいに昇る日をまともに郵便を待つ・たづねてくれるみちの草だけは刈つておく・郵便やさんがきてゆけばまた虫のなくすこし風が出て畳へちつてくるのは萱の穂・ひとりひつび(マヽ)り竹の子竹になる・うれしいこともかなしいことも草しげる・生きたくもない雑草すずしくそよぐやあをあをと竹の子の皮ぬいでひかる・竹の子竹となつた皮ぬいだ・竹の子伸びるよとんぼがとまる七月二日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...現代の小説は現実とまるでアベコベなのです...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...春の朝(あした)には鶯がこの手水鉢(ちょうずばち)の水を飲みに柄杓の柄(え)にとまる...
永井荷風 「妾宅」
...それで乗物で行く足弱の伴(とも)にはけっこう役がつとまる...
中里介山 「大菩薩峠」
...飼猫のそれとまるで同じな白い口髭(くちひげ)などに...
中島敦 「虎狩」
...昨日と今日(きょう)とまるで反対の事をしながらも...
夏目漱石 「坑夫」
...咲枝は太郎の乳がとまるといけないと思ってしっかりしていたから感心でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とまるでお香のものを漬ける前のようなのもこまりますし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○この地方を旅行して最も心とまるは家の形の何(いず)れもかぎの手なることなり...
柳田国男 「遠野物語」
...お眼にとまる者は必ずお部屋にお入れなされ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...知り人の顔はすぐ眼にとまる...
吉川英治 「私本太平記」
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