...かえって男の心というものを裏返してとっくりと見きわめたその心が...
有島武郎 「或る女」
...「立派な財産」と称されるもの――ただしわたしはそれをとっくりと拝見したことはないが――をつくりあげた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...とっくりと一つ調べて御覧なせえやし...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...「あすの朝までゞよろしゅうございますからとっくりとお考えなさいまし...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...黄色い歯を剥(む)き出してパンに噛(か)みついているその醜(みにく)い激しい顔――それがとっくりと判った気がした...
徳永直 「冬枯れ」
...おかげさまで寝覚の床をとっくりと見物したから...
中里介山 「大菩薩峠」
...とっくりと兵馬を見定めようとしましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...顔を鏡にてらしあわせてとっくりとよくお考えの程を……ところで浅草のシャアローは帽子を振って言いました...
林芙美子 「新版 放浪記」
...とっくりとこの紙片をごらん下さい」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...この物語をとっくりと考えてみる...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...釣りあがった妖(あや)しげな眼を据えて――それは先程の野狐であったかも知れない――首をねじ向けてこちらを見ながらとっくりと坐っていたのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...とっくりと見たであろうな?」「はい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「御隠居さま、まず、とっくりと、お目をお止めなすって――だれの死骸(なきがら)だか――どなたさまの、おなきがらだか、御覧なすって下せえまし」三斎隠居は、青ざめた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いちど実物をとっくりと手でさわってみたいと思った...
山川方夫 「その一年」
...私は「彼」をとっくりと見ることもできない...
山川方夫 「箱の中のあなた」
...とっくりと聞いておくんなされ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...とっくりと前後のことを綜合してみると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それからとっくりと話して進ぜる」「た...
吉川英治 「宮本武蔵」
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