...年月(としつき)の流れるのにつれ...
芥川龍之介 「鬼ごつこ」
...』『長(なが)い歳月(としつき)の間(あいだ)には随分(ずいぶん)いろいろの事(こと)を御覧(ごらん)になられたでございましょう……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...この年月(としつき)をぞ過(すご)したる...
泉鏡花 「一景話題」
......
伊藤信二 「冬のしぶき」
...後年幕府追討のはかりごとにやぶれさせ給い隠岐(おき)のしまに十九年のうきとしつきをお送りなされて波のおと風のひびきにありし日のえいがをしのんでいらしった時代にももっともしげく御胸の中を往来(ゆきき)したものはこの附近の山容水色とここの御殿でおすごしになった花やかな御遊(ぎょゆう)のかずかずではなかったであろうか...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...この年月(としつき)の経験で...
永井荷風 「鐘の声」
...種彦はこの年月(としつき)東都一流の戯作者(げさくしゃ)として凡(およ)そ人の羨(うらや)む場所には飽果(あきは)てるほど出入(でいり)した身でありながら...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...――シャロットの女が幾年月(いくとしつき)の久しき間この鏡に向えるかは知らぬ...
夏目漱石 「薤露行」
...場所の名や年月(としつき)を全く忘れてしまう癖があった...
夏目漱石 「行人」
...長(なが)い年月(としつき)...
濱田青陵 「博物館」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...それの形になって現われるようなこともなくて歳月(としつき)がたつうちに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...唯(たゞ)營々役々(えい/\えき/\)と年月(としつき)を送(おく)つてゐる人(ひと)は...
森鴎外 「寒山拾得」
...もう余程の年月(としつき)が立っている...
森鴎外 「百物語」
...十五年というとしつき...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ながい年月(としつき)そっと秘めてきた心の手筺(てばこ)ともいえよう...
山本周五郎 「菊屋敷」
...……この年月(としつき)貴様に子が生まれぬわけも今はじめてわかった...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...ここわずかな年月(としつき)によくもやり通して来られたものと...
吉川英治 「黒田如水」
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