...『誰か松永君の寫眞を持つてる者は無いか? 何時か一度撮つとくと可かつたなあ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...綿布でも綿の入った着物を着ていれば僕はそれで満足している」と得々(とくとく)としていった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...得々(とくとく)としてその巧妙な殺人手段を見せびらかしていた時...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...ホラこのガラスの中をとくと見るがいい」ガラスというのは...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...商人の自尊心と商業の快味店頭からオーイ姐さんパンを二貫だけおくんなと怒鳴り込む車屋さんの意気もとくと呑み...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そのままにしとくという法はない...
豊島与志雄 「話の屑籠」
...近所へ置いとくと...
直木三十五 「南国太平記」
...余が友徳富猪一郎(とくとみいいちろう)君さきに『将来の日本』と称する一冊子を編著し...
新島襄 「将来の日本」
...初期の禿頭病(とくとうびょう)とだけであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...なおかつ一世を瞞着(まんちゃく)して得々(とくとく)横行すべきほどの...
福沢諭吉 「徳育如何」
...其の結び目をとくと中に一つの箱がありました...
槇村浩 「孝太郎と悪太郎」
...」袋の糸目をとくと...
室生犀星 「津の国人」
...ふくべの口でとくとくと酒の鳴るのが...
山本周五郎 「風流太平記」
...最前とくとお見受け申すに...
吉川英治 「剣難女難」
...家康もとくと考えおくであろうから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...とくと糺(ただ)してみねばならぬゆえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「十兵衛(じゅうべえ)!」そばにひかえている禿頭(とくとう)を呼(よ)んで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...得々(とくとく)と大坂城へつれ帰ったのではあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
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